電卓を起動するWord文書を作ってみる

Word 2013を使い、VBAマクロで電卓を起動するWord文書を作成する方法のメモ。

まず、オプションの「リボンのユーザー設定」で「開発」タブを表示するようにしておく。 次に、適当なWord文書を作成し、「開発」→「Visual Basic」を選択する。 そして、「Project」→「Microsoft Word Objects」→「ThisDocument」を開き、次のようなコードを入力する。

Private Sub Document_Open()
    Set wsh = CreateObject("WScript.Shell")
    wsh.Run "calc"
End Sub

あとは、Visual Basicのウィンドウを閉じ、「Word 97-2003 文書 (*.doc)」または「Word マクロ有効文書 (*.docm)」で保存すればよい。

あらためて文書を開くと、「マクロが無効にされました」というセキュリティ警告が表示される。 ここで、「コンテンツの有効化」を押すと、マクロが実行され電卓が起動する。

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なお、Document_Open()の代わりにDocument_Close()を使えば、文書が閉じられるタイミングで電卓を起動することもできる。

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