紙の手帳を使い始めた

ここ数年スケジュール管理にスマートフォンのスケジューラを使っていたが、紙の手帳を買ってあらためてこれを使い始めた。 メリットとデメリットのメモ。

紙の手帳のメリット

  • スケジュール、タスクリスト、メモを集約できる
  • ペンケースを兼ねる
  • 書き込みの自由度が高く、開始時刻あるいは終了時刻の省略ができる
  • 一度書いた情報が時系列で残るため、探す手間が減る
  • 時間の使い方に意識が向くようになり、モチベーション維持に役立つ

紙の手帳のデメリット

  • スマートフォンと比べて大きく、取り出すのに一手間かかる
  • 周期的なスケジュールの記録が困難
  • アラームがないため、頻繁に見返す必要がある
  • カレンダー同期ができないため、適宜転記する必要がある

留意事項

  • When、Where、Whatが重要、Who、Why、Howは必要に応じて補足
  • 確定していない終了時刻等は記録しないほうがよい

所感

デジタルに対するアナログの最も顕著な違いは「あらかじめスペースの確保がされる」ことにあるように思う。 これにより、アナログは「埋める」「書き加える」、デジタルは「置く」「更新する」といった感覚の違いがあらわれる。 デジタルにおける管理ではタスクトラッカーのタスクやWikiのページがやたら増えていき、整理がおろそかになることが起こりがちであるが、細かい粒度であえてスペースに制約を加えることでデジタル特有の問題を解消できる可能性がある。