現時点で自分がインストールする際に行う手順をまとめておく。
インストール
新規仮想マシンを作成し、ISOイメージをマウントしてインストールする。
仮想CPUのPAE/NX機能を有効にする
インストール後リブートすると、エラーが出て起動に失敗する。 これはVirtualBoxのデフォルトでCPUのPAE/NX (Physical Address Extension/No-eXecute bit) 機能が無効になっていることが原因なので、仮想マシン設定の「システム」→「プロセッサー」から「PAE/NXを有効化」にチェックを入れる。
ホストオンリーアダプタのNICを追加する
デフォルトではネットワークインタフェースがNATの一つのみであり、ホストOS側からゲストOSへの通信ができない。 そこで、仮想マシン設定の「ネットワーク」からホストオンリーアダプタのインタフェースを新たに一つ追加する。
コンソールモードで起動するようにする
毎回GUIが立ち上がると重いので、最初はコンソールモードで起動するようにする。
# sysv-rc-conf gdm3 off # ln -s /usr/sbin/gdm3 /usr/bin/startx
NetworkManagerが自動起動しないようにする
ネットワークの設定は直接/etc/network/interfaces
を編集して行いたいので、NetworkManagerを起動しないようにする。
# sysv-rc-conf network-manager off
ホストオンリーアダプタのNICにStatic IPを振る
ホストOSからゲストOSにアクセスする際にIPが固定となるよう、DHCPを使わず静的にIPを指定する。
# vi /etc/network/interfaces auto eth1 iface eth1 inet static address 192.168.56.2 netmask 255.255.255.0
# /etc/init.d/networking restart
一般ユーザを作る
sudo権限を持った一般ユーザを作る。
# useradd -G sudo -s /bin/bash -m user # passwd user
sshdが自動起動するようにする
ホストOSからSSHでログインするため、sshdが自動起動するようにする。 また、合わせてrootでのリモートログインとDNSによるクライアントの名前解決を無効にしておく。
# update-rc.d ssh enable # vi /etc/ssh/sshd_config PermitRootLogin no UseDNS no